交通系電子マネーにクレジットカードでチャージ

地域によるところも大きいですが、日本国内に多数あるキャッシュレス決済の中でも『交通系電子マネー』、特に《交通系ICカード全国相互利用サービス》に対応した『交通系電子マネー』はかなり使い勝手の良いキャッシュレス決済システムだと思います。
私は現在、電車もバスもそれほど頻繁には利用しない生活を送っていますが、それでも食料や飲料や日用品の購入での支払いにかなりの頻度で『Suica』を使っています。

交通系電子マネーはどれも基本的に現金での事前チャージで使うのですが、交通系電子マネーの多くはクレジットカードによるクレジットチャージにも対応しています。
クレジットカードでチャージする事の利点は、チャージ金額に合わせてポイントがもらえる事です(一部例外あり)。普通、クレジットカードは使えば使うほどポイントが貯まるわけですが、交通系電子マネーにチャージする事もその例に漏れません。「電子マネーにチャージする」という事の実態は電子マネーを買っているわけですから。それとクレヒス(クレジットヒストリー)にも貢献しますね。
ただし、すべての交通系電子マネーがクレジットチャージに対応しているわけではありませんし、クレジットチャージに対応している交通系電子マネーでもチャージできるクレジットカードはそれぞれ限られています。
そこでこのエントリーでは、どの交通系電子マネーにどのクレジットカードでチャージできるのか、《交通系ICカード全国相互利用サービス》に対応している10種のカード『Kitaca』『Suica』『PASMO』『TOICA』『manaca』『ICOCA』『PiTaPa』『SUGOCA』『nimoca』『はやかけん』についてそれぞれまとめてみました。


Kitaca

JR北海道 : Kitaca

JR北海道が発行する電子マネーです。
Kitacaにクレジットチャージできるクレジットカードは4社から発行されています。

JRタワースクエアカード

イオンカード Kitaca

道銀キャッシュ・クレジットカード Kitaca

clover Kitaca

Kitacaにはオートチャージ機能はありませんが、JR北海道のKitacaエリア内の駅にあるみどりの窓口にて上リンクのKitaca搭載型クレジットカードによるクレジットチャージができます。


Suica

JR東日本 : Suica

JR東日本が発行する電子マネーです。
Suicaにクレジットチャージできるクレジットカードは7社から発行されています。

ビューカード

イオンSuicaカード

横浜バンクカードSuica

ANA VISA Suicaカード

みずほマイレージクラブカードセゾンSuica

スーパーICカード Suica「三菱UFJ-VISA」

TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD

Suicaにはオートチャージ機能があるため、上リンクのクレジットカードは全てオートチャージに対応しています。また、JR東日本のATM『VIEW ALTTE』や券売機では手動チャージも可能です。ただし、TOYOTA TS CUBIC VIEW CARDだけはSuica搭載型ではないので別途Suicaカードが必要になります。
ビューカードはJR東日本の子会社が発行しているだけあって、一般使用ではポイントが0.5%のところSuicaにチャージする分は3倍の1.5%のポイントが付きます。関東、特に首都圏は多くの店舗で交通系電子マネーに対応しているので、公共交通機関の乗車以外でもビューカードでチャージしたSuicaで支払いをするようにすればポイントが効率よく貯まります。
また、Suicaは交通系電子マネーの中で唯一、スマートフォンを利用するモバイル決済に対応しています。

モバイルSuica

モバイルSuicaの場合は上リンクのクレジットカード以外でも『VISA』『Mastercard』『JCB』『AMERICAN EXPRESS』『Diners Club』といった決算ブランドと提携しているクレジットカードであれば手動でのクレジットチャージが可能となります。日本国内で発行されているほぼすべてのクレジットカードで手元のスマートフォンからオンラインでどこででもチャージが可能となります。
ただし、オートチャージに関しては上リンクのカードのみの対応となります。


PASMO

パスモ : PASMO

株式会社パスモが発行する電子マネーです。
PASMOにクレジットチャージできるクレジットカードは13社から発行されています。

PastownカードJCB

パスタウンPASMOカード

東武カード

SEIBU PRINCE CLUBカード

京成カード

To Me CARD

京王パスポート

TOKYU CARD

京急プレミアポイントカード

OPクレジット

ハマエコカード

相鉄カード

Shonan Card

PASMOにクレジットチャージできるクレジットカードには、PASMO搭載型と、別途PASMOカードを必要とする非搭載型があります。PASMOにはオートチャージ機能があり、また、PASMOでクレジットチャージするには必ずオートチャージの申し込みと設定が必要になります。PASMO搭載型カードはあらかじめオートチャージ設定済ですが、PASMO非搭載型のクレジットカードの場合はクレジットカードの到着後に自分でオートチャージの申し込みをしなければならず、これがけっこう手間と時間を要する感じなので注意が必要です。
PASMOにクレジットチャージする方法は基本的にオートチャージのみとなります。ただし、東急線の各駅の自動券売機でのみ手動チャージも可能となっています。


TOICA

JR東海 : TOICA

JR東海が発行する電子マネーです。
TOICAはクレジットチャージに対応していません。チャージは現金チャージのみです。


manaca

名古屋交通開発機構 / エムアイシー : manaca

株式会社名古屋交通開発機構と株式会社エムアイシーが発行する電子マネーです。
manacaにクレジットチャージできるクレジットカードは2社から発行されています。

名鉄ミューズカード

wellow card

名鉄ミューズカードはミュースターステーションでの手動チャージのみに対応、wellow cardは名古屋市営地下鉄駅でのオートチャージのみの対応になります。


ICOCA

JR西日本 : ICOCA

JR西日本が発行する電子マネーです。
ICOCAには現金チャージ専用の『ICOCA』と現金及びクレジットチャージができる 『SMART ICOCA』という、大まかに言うと2種類のICOCAがあります。
SMART ICOCAにクレジットチャージできるクレジットカードは『VISA』『Mastercard』『JCB』『AMERICAN EXPRESS』『Diners Club』といった有名どころの決済ブランド提携のクレジットカード全てで、日本では実質すべてのクレジットカードと言っても良いくらいの感じです。ただし、SMART ICOCAのクレジットチャージではポイントが付くカードと付かないカードがあるようなのでその点は理解しておく必要がありますね。
SMART ICOCAにはオートチャージ機能はなく、ICOCAエリア内のチャージ機やJR西日本の自動券売機での手動チャージになります。


PiTaPa

スルッとKANSAI : PiTaPa

株式会社スルッとKANSAIが発行する電子マネーです。
交通系電子マネーの中でこのPiTaPaだけが例外的に「事前チャージ」と「後払い」の両方が使えるようになっています。
PiTaPaに加盟している交通機関での使用では自動的にクレジットカードと同じ後払い式になるため、チャージする必要がありません。チャージが必要になるのは、交通系ICカード全国相互利用サービスに対応している他のカードのエリアでの使用時と、PiTaPaとエリアを共にするJR西日本での使用時です。このチャージはPiTaPaに加盟している交通機関でのPiTaPa自体のオートチャージによってなされるため、クレジットカードを必要としません。PiTaPa加盟外の交通機関でのチャージではクレジットチャージはできないため現金でのチャージになります。
PiTaPaと提携する数多くのクレジットカードが発行されていますが、そのクレジットカードでPiTaPaにチャージする事はできません。
PiTaPaはクレジットカードと同じ後払い式を採用している事から18歳以上(高校生を除く)でないと審査に通らないため、18歳未満でPiTaPaを持つためには親の家族カードとして発行してもらう必要があります。
PiTaPaは交通系ICカード全国相互利用サービスに交通機関の乗車券としては対応しているものの、クレジットカードと同じ後払い式を採用するなど独自の仕様になっているため、交通機関の乗車以外でのショッピングなどの電子マネーとしては他の交通系電子マネーとの相互利用ができず、PiTaPa加盟店のみでの使用に限られるローカルな物となっています。


SUGOCA

JR九州 : SUGOCA

JR九州が発行する電子マネーです。
SUGOCAにクレジットチャージできるクレジットカードは14社から発行されています。
↓ JQ CARDのホームページにすべてのカードが掲載されています。

JQ CARD

SUGOCAのクレジットチャージはJR九州と北九州モノレールの自動改札機でのオートチャージでのみの対応になります。


nimoca

ニモカ : nimoca

株式会社ニモカが発行する電子マネーです。
nimocaにクレジットチャージできるクレジットカードは12社から発行されています。

nimocaセゾンカード

nimoca JCBカード

nimoca三井住友VISAカード

nimoca NICOSカード

JMB nimoca

オールインワンnimoca

福岡銀行アレコレnimoca

熊本銀行アレコレnimoca

moteca-de-nimoca

MUSBO nimoca

YM CARD nimoca

taiyo patona nimoca

nimocaは加盟する交通機関でのオートチャージに対応しています。また、nimocaエリア内にあるポイント交換機での手動チャージにも対応しています。


はやかけん

福岡市交通局 : はやかけん

福岡市交通局が発行する電子マネーです。
はやかけんはクレジットチャージに対応していません。チャージは現金チャージのみです。


以上、ざっとではありますが交通系ICカード全国相互利用サービスに対応している電子マネー10種のクレジットチャージ事情についてまとめてみました。


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