お金の知識【払う】【貯める】【稼ぐ】【増やす】

今やすっかり中年になった私が最近になってようやく腹の底から理解したのは、いかにお金の知識が重要かという事です。
海外の事情はわかりませんが、少なくとも日本の学校教育ではお金についてほとんど学ぶことはありません。この事が経済格差を固定している部分もあると思います。

● お金の使い方

お金に関しては、『払う』『貯める』『稼ぐ』『増やす』といった使い方がありますが、どれも重要です。それぞれが独立しているわけではありません。

○ 『払う』『貯める』『稼ぐ』

ほとんどの人はお金を『払う』事が人生で初めてのお金を扱う体験になると思います。親などの買い物に一緒に行った時にお金を渡されてレジで支払いをしたり、お小遣いをもらってそれで自分の欲しい物を買ったりする事から始まるわけですね。
次に、欲しい物を買うためにその商品の売値になるまでお小遣いやお年玉を『貯める』事を学ぶ人が多いと思います。
そしてある人はお手伝いで、ある人はアルバイトで、人によっては就職して初めてお金を『稼ぐ』事になると思います。
ここまではほとんどの人というか誰もが通る道なので、『払う』『貯める』『稼ぐ』はわかりやすいわけです。

○ 『増やす』

難しいのは『増やす』です。これは《お金を使ってお金を増やす》という事で、誰でも自然に経験する事ではありませんね。私はけっこう最近まで『増やす』とは《稼いだお金を貯金していって貯金額を多くする事》以外には考えられませんでしたが、これはもちろん『増やす』ではありません、『貯める』です。
『増やす』は一般的に「投資」といわれている物の事です。投資はギャンブルなどと同義と捉えられて否定的に考えられる事も多いですが、確率を考えればギャンブルや宝くじは『払う』です。

貯金 =『貯める』

ギャンブル (パチンコ、競馬など) =『払う』

宝くじ =『払う』

投資 =『増やす』

『増やす』という事の知識と理解と実践の有無が経済の格差の付きどころなわけです。『増やす』まで行ったところで初めて『稼ぐ』『払う』『貯める』という事の意識が見直されるのではないかとさえ感じます。

● お金の重要性

私は経済的に余裕のない家庭に生まれ育ったので、お金に関する知識やしっかりとした意識を得る事ができませんでした。ただひたすら生真面目さだけを武器に生きて来たのでギャンブルや借金に手を出す事はありませんでしたが、『稼ぐ』『貯める』『払う』の繰り返しだけで生きて来ましたし、お金の使い方もかなり雑でした。たいして貯金ができるほど稼げる力もありませんでしたし、将来的にも稼げるようになる可能性はないと考えていましたから、何もかもあきらめている感じで刹那的なお金の使い方をしていました。お金の使い方がわからないと将来に希望を持つ事ができないんですよね。
そんなこんなでお金の大切さや重要性をしっかりと意識するようになったのは40歳を過ぎてからでした。長い間住んでいた実家から出て生活にかかる全ての支払いを自分でするようになったのも大きいと思います。
経済的に余裕のない家庭に生まれ育った人ほどお金の知識が必要なはずですが実際には逆になっていて、比較的経済に余裕のある家庭に生まれ育った人の方がお金についての知識を得やすいです。
現実的に人生はお金によって左右されますから、「いかにお金を稼ぐか」「いかにお金を払うか」「いかにお金を貯めるか」「いかにお金を増やすか」という事をなるべく若いうちから真剣に切実に意識し、考えるべきだとつくづく思います。


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